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学ぶ・教える.COM > 中学受験 > 算数 > 割合 > 練習問題9 > 解答
 講座・問題集
 
(解答)
 
 この選手の全打数は、4打数×140試合=560打数
 打率が3割の場合と打率が2割7分5厘の場合の打率の差は、3割-2割7分5厘=2分5厘 → 0.025
 よって、求める安打数の差は、
 560打数×0.025=14安打
(答え) 14安打
 
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(参考)
 
 プロ野球選手の場合、打率3割は一流の証であり、打率2割7分5厘は平均的なレギュラー選手の成績です。
 印象としては、年間何十本ものヒットの差があるように思われるかもしれませんが、実際には上の問題のように10本前後しか違わないのです。
 一年間140試合もして、たったそれだけの差で富も名声も声援も注目も何もかもが全く違ってしまいます。 
 ヒット1本の重みが分かります。
 受験も1点の積み重ねが合否を分けます。
 10点違えば、その間には何十人もの受験生がいることでしょう。
 同じようなレベルの人を集めて競争する場合、わずかな差が結果を左右するのです。
 受験は、志望校を決める段階で、レベルの近い人が集まるのですから、この法則が当てはまります。
 不安や恐怖はもちろん、油断や慢心で実力を出し切れないと、わずかな差で失敗しかねません。
 集中して試験に臨みましょう。
 


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