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学ぶ・教える.COM > 中学受験 > 算数 > 速さ > 基本問題1 > 解答
 講座・問題集
 
(解答)
 
図を書く
560÷80=7(分)
午前7時30分+7分=午前7時37分
(答え) 午前7時37分
 
(解説)
 
簡単な問題です。
だからこそ、速さの問題を勉強し始めた人にとっては、危険な問題でもあります。
厳しいことを言いますが、中途半端な学力しか身につかない人は、こういう問題を見たときに、簡単だと油断して、図を書く練習を怠ってしまいます。
たしかに、暗算で答えが出るので、問題を見てから正解するまでは一瞬です。
しかし、図を書く能力を身につけるための重要な時間を失っています。
やがて、より複雑で難解な問題に直面しても、図を書かずに頭の中だけで処理する癖から抜け出せず、また、書こうと思っても、うまく書けないため、いつの間にか速さの問題を苦手にするようになります。
勉強も含め、あらゆることは、基礎の反復練習が一番重要です。
面倒だと思わずに、簡単な問題から図を書く練習を重ね、徐々に複雑な図が書けるようにしましょう。
 
以下は図の書き方です。
手順がこの解説と異なるのは構いませんが、各要素や条件が抜けないように注意しましょう。
ただし、毎回同じ手順で書いたほうが、ミスは少なくなるので、一定の手順を保つようにしてください。
 
(1) 線を引く
(2) 場所と距離を書き入れる
(3) 人、速さ、移動する方向を書き入れる
(4) 出発時刻を書き入れる
    問題に出てくるすべての数値が、図に書き込まれていることを確認する
(5) 所要時間及び到着時刻を計算して書き入れ、題意に適しているか確認する
 
(参考)
 
時刻の表記方法は、最初の問題ということもあり、日本で一般的に使われているものにしました。
しかし、これでは遅いので、私は自衛隊が使用している方法(24時制)で書き、解答する際、必要に応じて12時制に戻すことにしています。
 
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